室礼教室(shitsurai kyoushitu) 遠いむかしから現代もなお残っている季節の行事の再現と
それにまつわるお話を学ぶ教室です
今日は七月七日 (旧暦では七月三十一日が七夕です)
五節供のひとつ 星祭とも呼ばれているそうです
★お盆の前のみそぎとして
棚機(たなはた)で布を織り神様に巫女さんがお供えする古代信仰
★ご存知、牽牛星(けんぎゅうほし)と織女星(しょくじょほし)の
年に一度だけ会える伝説
★乞巧奠(きこうでん) 男は学問、文学の上達を願う
女は針仕事、芸事の上達を願う
この★三つが習合して江戸時代より現代に伝わる年中行事となっているそうです
七夕(たなばた)とよばれるきっかけは
これらのことが、七月七日夕刻に行われていたため
七と夕をとり「七夕」になりました
もっと、奥深いお話をききながら
それぞれ意味をもつお道具、材料を用いて七夕飾りをしました
旧暦の七夕である、七月三十一日まで飾っていて良いようです
例年七日は曇っていたり、雨だったり
なかなか星空をみることはできませんが、旧暦にしたがい夜空を眺めてみると
よいかもしれません
お願いしましたか?
今年は 先週の遊香でも七夕の聞香をたのしみ
用意いただいた短冊に思いをこめさせていただきました
日本の心地よい伝統や行事にふれられて
日本の夏はいいなあとしみじみしています
先生がしつらえた七夕飾り
ちょっとまわりが賑やかすぎて良さがつたわりませんね
これは笹以外のしつらえを自分でしたもの
五色の短冊
七孔(しちこう)といって七本の針に糸を通すことで願いを通す意
梶の葉に願いを書き記し笹につるす
おまけですが品川駅は仙台七夕まつりの飾りなど七夕飾りが賑やかです
そして今日は娘 夏日の12歳の誕生日です
12年前の七夕の短冊に「早く元気にうまれますように」とお願いしました
織り姫のように手先が器用でモノを作ったり絵をかくことの好きなこです
今夜は近所の境内で夏祭り
屋台でお祝いです